人生上々!

アラフォー旅好き会社員。趣味に仕事に日々の暮らしを綴ったブログ。令和、働くニ児のママンになりました。

会社辞めてボスニア・ヘルツェゴビナ4日目〜クラヴィツェ〜メジュゴリエ〜モスタル〜ポチテリ〜

2017/07今日も日帰りで隣国に行ってきます!そして事件が起きる、の巻。

今日の朝ごはんはコトルで買ったシナモンロール。7:45の集合に備えます。

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バスに乗り込むのも慣れたもの。

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今日は昨日と違って多国籍です。ブラジル一家南アフリカのおばちゃん、韓国のおじいさんにニュージーランドのお姉さん、アメリカカップル、インド人のお兄さん。ガイドさんは昨日は陽気なおじいさんでしたが、今日は暗め(失礼)な人で、話も昨日の半分くらいの量でした。英語の訛りが全然違ったので昨日の人とは違う国の人、地方の人と思われます。年は40歳で、ドゥブロヴニクに26歳の彼女がいて、結婚は未だとのこと。子供も彼女が若いから未だ、らしい。南アのおばちゃんが聞き出してました。大阪のおばちゃんみたいでした。
kravicaというところにある滝を見に行くようです。整備された歩道を進みます。

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滝は落差120mらしい。

もちろん川遊びを楽しむ人多数。穴場か?

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インド人のお兄さんがこの水を見て、水の移動がない汚い水だ、なんて言ってました。

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ちなみに、今日がいかに暑いか、、 右下のVERY HIGHが点灯してました。これ、何に使うの?暑いのはわかってんねん。

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ブラジル一家は、別行動でMedugorjeという街へ。1981年から聖母マリアが出現している街とのこと。写真の左側奥がその場所だそう。
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こんなお土産物がkravicaでもたくさん売ってました。その場所に行くだけで加護が得られるとのこと。ほんと?

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そういえば、ポルトガルに行った時もファティマという聖母マリアが降臨したという街を通り過ぎたことがあります。世界には不思議なことがたくさんあるんだな〜。ブラジル一家は初めはみんな機嫌悪そうで偏屈そう(失礼)だったけど、Medugorjeから戻ってきたら人が変わったようにご機嫌でそのあとも終始にこやかだった。これも奇跡の1つなのか。。ネット情報によると、ファティマとは違い、非公認だそうだ。さて、モスタルに向かいます。

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モスタルは古くから観光や工業で重要な街で、内戦では激戦区の1つだったらしい。至る所に内戦時代の建物が残っていて、こんなツアーまで。30€だそう。
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モスタルではネレトヴァ川のスタリ・モスト橋を隔てて違う民族が住んでいたらしい。左側がカトリッククロアチア人、右側がムスリムボシュニャク人。橋は内戦で破壊されるも、各国の援助で再生されたそう。
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橋の上から飛び込んで観光客から集金するイベント。なかなかの金額になるなぁ。地元の小さい子たちは大興奮。ジャンプのお兄さんはヒーローなのでしょう。さて、橋の上はこんな感じ。
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橋からの眺め。モスク、カトリックの教会、正教会の教会が一度に目に入ります。写真には入ってませんが…
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お昼ごはん、プレスカヴィツァという名物。これ絶対食べたかったやつ!ピタパンにしっかりした薄めのハンバーグを挟んだもので、美味!今回の中欧旅で1番美味しかった!ジュースもいれて5.5€!コスパも良し!!
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散策。自称ユーゴ人のガイドさんが、内戦で破壊されて作り直された街だと言っていた。確かに、とても綺麗で、お土産物屋やレストラン、カフェがひしめき合っていた。こちらは、橋の手前、クロアチア人居住エリア。
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橋の向こう側、ボリシュク人居住エリア。
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私調べでは物価はクロアチアの半分以下。クロアチアが高すぎるのもあるけど、モスタルは安い。お土産物のマグネットは、クロアチアは3€前後だけどモスタルは1€ほど。マグネットやアクセサリ、装飾の付いた皿などを購入し、モスタルの経済に少しでも貢献。。ガイドさんもモスタルドゥブロヴニクのような観光地にして貧しいこの国をもっとよくしたい、と言っていた。集合場所のフランチェスカ大聖堂に戻る。

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さて、バスに乗り込み、ドゥブロヴニクへ戻る。途中で廃墟のような街、Pociteljに立ち寄る。16世紀に建てられた街で、山にモスクや城壁等が点在してます。
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暑い、、もう、登れまへんで、、

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結局少しのぼって引き返す私たち。手前のカフェで休憩。ここの物価はクロアチア並だった。さすが観光地。
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なんか人の気配がない、廃れた雰囲気だなと思っていたら、このムスリムの街は1993年の内戦でクロアチア軍による攻撃を受けたのだそう。。wiki情報ではそれ以前は900人ほどが住んでいたそうだが、今ではどうなのかな。。

さて、バスツアーでは昨日もそうですが、集合時間を厳しく言われます。待てないよ、置いてくよ、と。そんな中で昨日はみんなもはや5分前行動で誰も遅れはなかったのでした。単に暑いから戻りが早いだけかもだけど。しかし今日はIndian guyがすべての集合時間に遅れてきました。5-10分くらい。やはりインド人、と思っていた私だが、暑いバスの中で待たされるうちに、ついに南アの姉さんが、あなたはいつも時間に遅れているわよ!not polite!とキレる。すると、たった2分だ、と言い返すguy。いや、7分遅れてますけどと見つめる私。その後バスから降りた時に、自分は足が悪いから遅いんだと南アの姉さんに弁明するguy。確かに膝を怪我しているのは知っていたけど、遅いならそれなりに計算して戻ってこいよと思うが、どんな論理なのかはもうその話はしなかったからわからない。さて、帰りは一部にセルビアを通過!photo!photo!とバスは一時停止。
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よくよく調べて見ると、セルビアではなく、ボスニア・ヘルツェゴビナセルビア人居住地区であるスルプスカ共和国、だそうだ。ちなみにボスニア・ヘルツェゴビナという国はボスニア・ヘルツェゴビナ連邦とスルプスカ共和国の2つで構成されているらしい。北側をボスニア、南側をヘルツェゴビナというそうで、今回の旅はヘルツェゴビナを巡りました。
車窓から。ひたすら荒涼とした土地が広がる。もちろん暑い。
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このあたりは内戦時の地雷がまだ撤去されていないとのこと。ガイドさんの話を聞きながら進むと、突然、停止。何だ何だ。ガイド兼運転手がバスから降りて色々いじるも、お手上げのジェスチャー。異変を察知して降りる私たち。
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どうやら、エンジン部分の冷却水が漏れて危険な状態らしい。なにぃ!地雷があって危険とか言ってたところに2時間も代わりのバスを待てとは。。代わりとかすぐ来るの?熱中症になったらどうするの?大丈夫なの??と心配する私をよそに、ハプニングを楽しむみなさん。
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心配&ビビっていたのはおそらく私だけ。うーん、私って心配症なのね。。でも、心配してもしなくても状況は変わらないし、それなら何でも楽しまないと損!なんてセルビアの荒野で思いました。でもこんなん見たらビビるよねぇ。
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こんな場所なので近くの街までは10キロだそう。
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小一時間ガイドさんがエンジンをいじくった結果、少しはマシになったようで、坂を下って近い街にいこう、とのこと。一度壊れた車にみんなで乗り込み、下り坂を戻る。ブレーキは大丈夫か!けっこうスピード出ちゃうな!と、正直生きた心地がしませんでした。先の小さな集落に偶然?車の整備士がいて、エンジンをいじってくれました。もう大丈夫!とのこと。
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旅行会社が手配した整備士と代わりのバスがモスタルから向かっているらしく、近くの街のカフェで待つことに。ボスのおごりだ、とのことで、ありがたくケーキをいただきます。
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お店にいた常連らしき兄ちゃんがwifiのパスを教えてくれたので、位置確認。どこだここ。
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兄ちゃんは外国人が少しめずらしいようで、みんなのインタビュー動画を撮ってました。日本からきた、というと、ニセコ!ハクバ!ノリアキカサイ!とのこと。すごいな!ヘルツェゴビナの田舎で日本の代表がレジェンドとは!ウィンタースポーツが人気なのね〜。
ちなみに、ボスのおごりでビールだ!とみなさんは盛り上がってたけど、ここはムスリムが多い街でお酒は出さないそう。皆さん残念そうでした。
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そんなこんなで、派遣されてきた整備士から正式にOKがでたようでやっと帰れることに。non stop to dubrovnik!とみんなで賑やかします。その後は本当にノンストップ、立往生したところを通り過ぎるとみんなで祝いながら3時間遅れでhostelへ。お疲れさまでした。
夜は今日もピザ!25クーナ3.5€。ピザはもちもち系で、おいしいです。
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hostelでは、結局、アメリカ姉さんの代わりにやってきたマルコという男の子とも、オーストラリア2人組の代わりにやってきた韓国人の男の子たちともまともに話せず、1日が終わるのでした。余談ですが、韓国の男性はお風呂上がりにちゃんとスキンケアしてました。だからお肌きれいなのかな。なんて。
ドミトリーにもすっかり慣れた頃に、中欧を旅立つのでした。